上司との電話がおわり、バックヤードから売場に戻ったあなたの目には
楽しそうにスタッフと話をするお客様が、あちらにも、こちらにも…笑い声も聞こえて売場は賑やかです
こんな光景、何年振りだろう? 夢じゃないよね、思わず頬をつねりたくなってしまいました
そう、これは決して夢ではありません。あることをやれば現実にできるのです
頑張っているのに、誰も見てくれない
売場の最前線で頑張っている販売員さんたちは、一生懸命お客様に声掛けをしています
立ち止まってケースをのぞき込むお客様、最前列に陳列してある服を触るお客様だけではありません
ただ前を通り過ぎているお客様にも明るい笑顔で元気に「いらっしゃいませ。どうぞご覧ください」
でも、だれも立ち止まってくれないのです
それどころか、声をかけたとたんに慌てて逃げ出す方もいます
入ってきたばかりの新作なのに、とってもかわいくてお手頃な商品なのに
誰も立ち止まってみてくれないのです
今日も予算をクリアできないな…また店長に「どうしてかな?がんばってよ」って言われるんだろうな
毎日のように、声をかける、誰もきてくれない、を繰り返すうちに仕事は楽しくない、言い訳するのも嫌になります
そしてある日「店長、お話しがあります…」 また一人、スタッフがいなくなります
何をすればいいのかわからない
1年前のセミナーの感想に書かれていました
「もうできることはないと思ってました。でも、まだやれることがたくさんあるんですね!明日売場に立つのが楽しみです。やってみます」
私がデビューしたのは30年以上前
宝石に興味なし、接客のバイトすら経験なし、私は商品の前にぼーっと立っているだけ
それでもお客様は、買ってくれました。私が何もしなくてもお客様には欲しいモノがあったからです
3年、5年続けていると、一人前の顔をして商品の説明をしていました。100万を超える宝石が売れるのも珍しくありません
私、この仕事向いているのかも、と思い込みはじめたのもこのころ。商品を詳しく説明できる私ってすごい!!
いま、販売する企業の管理職は私と同世代が増えました。バブル経験者です
どんな商品でも飛ぶように売れていた時代の販売を経験している世代には、いまの「欲しくない」「必要ない」お客様の接客経験があまりないのです
おまけに先輩からは「俺の背中を見てついてこい!」と言われ、先輩を真似しながら自力で頑張ってきました
だから、いまお店をまかされている若い販売員さんに教えるのが苦手なんです
販売の仕事は想像以上の知識や技術が求められています
30年前の販売員と今の販売員は別の仕事と言ってもいいくらいなのです
販売のプロはどんな職業についてもトップになれるだけのスキルを持っています
そのスキル(技術)は学ぶことができます
笑顔のお客様と販売員で賑わう売場は、接客販売のやり方がわかれば、夢ではなくなります
受講生が「やれることがたくさんある!」と言うセミナーがあります
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店長が望む賑わう売場と売上を手に入れる
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