この春、販売員デビューする新人販売員の方
きっと今は新人研修の真っ最中ですね
挨拶の仕方やビジネスマナーをきっちり教えられていると思います
私が心配なのは、店舗に立った時にどう行動するのか教えている?
新人さんが辞める理由の一つは「何も教えてくれなかった」なのです
ビジネスマナーはとても大切です。接客業では必須
でも実際店舗に立った時、どこに立って、どんな風にお客様に声をかけて、何を話したらいいのかわからずに困っている新人さんが多いのです
ちゃんとマナーや基本は教えているのに、どうして教えてもらっていないと思ってしまうのか?
それは現場で、本番で動けないからなのです
「いらっしゃいませ。どうぞご覧ください」新人さんは教えられたとおり笑顔で話しかけます
お客様はチラッと自分を見て一言「見せてください」
この続きはどうしたらいいのか?何を話したらいいのかわかりません
頑張って話かけないと、そう思って「こちらはオリジナルブランドの新作です」商品を紹介しても無視されてしまいます
何度も何度もおなじことが繰り返されると、新人さんの心は折れてしまいます
私も若いころは、お客様と何を話したらいいのかわからずいつも困っていました
先輩は、ポスの打ち方や包装のやり方は教えてくれますが お客様と話すネタとか間の取り方など教えてくれません
先輩の接客を見たくても店舗の来店数が減っているいまは、そんな機会はほとんどありません
新人さんは、一つ一つ店舗での行動とその意味を教えないと動けないのです
コロナ禍、時代が変化するスピードは加速しています
10年、20年前の成功例は今の時代ではそのまま使えなくなっています
昔のお客様は欲しいモノがありました。今のお客様に欲しいモノがありますか?
30年前の販売と今の販売は仕事の中身が10倍くらいになり、必要な知識、技術、スキルも数倍になっているのです
じつは雑談すると、買上げ率がぐっと上がることがわかっています
接客業には雑談力が必須のスキルです
雑談力を着けるには、そうだ雑学がいっぱいあったらいい!!
そう思って「○○の雑学」を読み漁ったこともあります
「うどんと蕎麦どっちがお好きですか?」いきなりの質問にお客様も?顔で答えてくれます
「蕎麦」顔にはだから何?と書いてあります
「うどんの方がカロリー低いそうですよ…(あれ、まずいか、蕎麦好きなんだよね)」
空気が凍りついて、ますますピンチになることもありました
美容室に行くと、この光景がそのまま再現されています
客の私は、面白くない話題に仕方なく相槌をうち一瞬笑って、心では叫んでいます
「だから、私ネタないかなぁ。マエダさん今日のワンピかわいいですね、とか今日のメイクはシルバーですか?とかさ」
雑談はお客様に興味を持つとできます
お客様がご機嫌になるネタをたくさん見つけることができます
スマホ世代はコミュニケーション力はないという前提で教えてあげてください
経営者や管理職の皆様、第一線のスタッフ、接客しているスタッフがお客様にどんな声掛けをしているのか、どんな話をしているかご存知ですか?
新人さんには接客マナーや基礎と同時に接客のやり方を教えてください
必ず業績を伸ばし、お店のファンを増やします。そして大切なスタッフの力を伸ばします
「お客様と話すのが楽しみになった」と感想をいただいたセミナーがあります
販売力を上げる商品の説明がわかる講座 → 最強トークセミナー
スタッフの販売力を伸ばす講座のご案内 → 販売力強化
講師のプロフィール&実績 → 販売トレーナー前田妙