「お客様でしたら、こちらのデザインも着けこなしていただけそうですね」
「あら、よく私の好みがわかったわね。おほほ」
私はお客様とよくこんな会話を交わしています
初めて会ったお客様の好みが、なぜわかるのか…
その答えはとっても簡単で、服を見ればおおよその検討はつきます
ジュエリーはファッションの仕上げのようなもの、なんですが
日本は最初のスタートが、ちょっと違う感覚で始まってしまいました
それは「揃える」という接客トークを使ったのが原因です
ジュエリーの本場西欧では、ファッションの変化とともにジュエリーも変わっています
髪を結い上げるのが流行れば、大きなイヤリングが流行る
胸がグッとあいたドレスになれば、大きな胸全体を飾るようなネックレスができる
ファッションとジュエリーはいつの時代もリンクしています
金やダイヤモンドが少ない時代、流行が変われば、流行遅れになったジュエリーは作り直されていました
ファッションに合わせるのは、ジュエリーを選ぶ大前提なんです
ジュエリー業界は男性社会 販売に携わる男性もたくさんいます
今からはファッションに興味がないと、おいていかれるかもしれません
「○○様、とてもお似合いですし、このお石は希少価値がございますので、ぜひ」と言うか
「○○様、先日お召しだったシャネルのジャケットの色にも合いますし、長さもぴったりではありませんか」
女性の心に響くのはどっちでしょう?
コーディネートセミナーで男性受講者に質問したことがあります
「チュニックはわかりますか?」
ほぼ皆さん ?
ファッションをわかっていると、接客が変わります
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