「どうしてお客様とすぐに話ができるのですか?」販売員教育で伺っていた店舗のオーナーから質問されました
答えは、お客様を観ているから。観察力は接客技術の土台となるスキル
私はセミナーで教えるだけではなく、店舗に立ち実際に販売しながら教えるときもあります
お客様と笑いながら話し、あっという間に買っていただく様子を新人さんはお口あんぐり状態で見ています
「どうしてあんなに話すことができるのですか?」
「それはね、あなたは2日目。私は○十年目で今も勉強してるから」
どの業種でも販売員さんがやってしまうこと「商品説明」 これ以外に話題がないのも原因です
自分の店が扱う商品がどんなものか、一生懸命紹介してしまいます
お客様が興味があるとか、ないとか関係なし。販売員の仕事はモノを販売することだからです
「なぜ、その商品の説明をわたしにするのですか?」もしも、お客様から聞かれたら、何と答えますか?
「新作だからです」「お似合いになりそうだったから」「いい商品なので」 という答えでしたら、私からダメ出しです
販売員の大きなミスは、お客様のことを知らないまま商品を勧めてしまうことです
私は必ず最初にお客様に興味を持つようにしています
「この方は今日は休みなのかな?」「どんなファッションが好きなんだろう」「どんな仕事してるの」「何色が好き?」
興味を持つと、いくらでも聞きたいことがでてきます
全部聞くわけにはいかないので、興味がありそうな話から共通の話題に移り、笑う
お客様の笑顔をもらえたら、一歩前進 信頼関係を作るためにすすみます
お客様との楽しい時間の後には、売上が残っているのです
お店の売上を伸ばしたいとき、必要なスキルは観察力で、観察力があればコミュニケーション力もあがります
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