宝石販売を続けて５年目の私 展示会場でいつも思っていました
「この会場の中で一番お客様のことを考えて、一番ふさわしいものを選んであげれるのは、わたしだわ！」
今の私が横で聞いていると、プッと笑ってしまいます
何しろ、当時の私は商品知識と言っても、宝石の名前と簡単な特徴を知っているくらい
コーディネートや歴史文化の知識はゼロ 販売技術に関しても、勘でやってますので点数をつけると３０点くらいです
お恥ずかしいのですが、当時はまだお客様も宝石を買い慣れていなかったので、なんとかなりました
でも、プライドだけは一人前
中身には目をつぶって、気合には９０点をあげたいです
２０代で転職した私にとって、接客の仕事は事務職に就職できなかったから仕方なく始めた仕事
親に言うと、眉をひそめていたのを覚えています
だから最初はプライドどころか、１日働けば○○円になると考えていました
続けていくうちに、他の人の接客も見るようになりました
そして、売ることを目的としている接客もわかるようになりました
お客様が２つ、どっちにするか迷っていると、高い商品を勧める
お客様が違うブランドで迷っていると、それぞれの販売員の静かな戦いが始まり…お客様の気持ちはおいてきぼり
何が何でも売上を作ればいい、ということに反感がむくむくと沸き上がり
「私が販売しないと、お客様が似合わないものを買わされる！」みたいな勢いで、接客に１０倍力が入りました
レベルは低かったのですが、全力でお客様のために何がいいのか考えて販売をするようになったのです
販売の仕事にプライドを持つようになると、モチベーションが上がり、進化することができます
私はまだ道半ばですので、勉強したいこともたくさんありますが、経験はたくさんあります
私のプライドを支えてきたノウハウを研修でお伝えしています
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