私はお恥ずかしい話ですが、ジュエリーコーディネーター1級を取るぞ!と決めるまで真剣に勉強したことはありません
自分が勉強を始めると、そういう話題になりますので 「私はここで、○○を習っています」「○○研究会で勉強してます」
え、そうなの? あの人もこの人も! 勉強熱心な方が多くて驚きました
中でも多いのが宝石の石の勉強をされている方です
宝石が好きな方は、石の説明はとても詳しく、熱く語ってくれます
どこが産地とか、石の性質や品質、希少価値 この宝石がどんなに素晴らしいかを延々と語ります
私自身のことですが、私は鉱物学的なことにあまり興味がありません
私にとって 希少価値=私の価値 ではないからです
そんな私ですので、セミナーの時に 「スペックなしで商品の魅力を語ってください」
意地悪な課題を出します
みなさん、フリーズします
日ごろどれだけスペックに頼り切っているか、ということなんです
試しに、スペックを封印して目の前にある商品をプレゼンしてみてください
女性の買い物の価値観は
その商品と一緒にいると、幸せになれる自分がイメージできるかどうか
商品の価値じゃなくて、その商品が自分にしてくれるコトを知りたいのです
だから私は販売員さんには鉱物のお勉強より販売のお勉強をお勧めしています
(買取とか仕入のお仕事の場合は、宝石の見極めが1番重要だと思いますので宝石学はお勉強してください)
販売には商品知識だけではなく、心理学やらマーケティングやら様々な知識が必要になります
それと技術と できたら文化的な知識
(画像はヴィクトリアン&アルバート美術館のジュエリーのコーナーです)
販売に興味がある方はこちらでくわしくご紹介しています
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