通りがかりにふと気になるお店をみつけました
ちょっとのぞいてみたくなったあなた、立ち止まりディスプレイされたスカートに手を伸ばそうとしたとき
「いらっしゃいませ。そのスカート、かわいいでしょ。いまとても人気なんです。どうぞご試着ください」
奥から出てきた販売員さんは、満面の笑顔で勧めくれます
あなたは伸ばしかけた手を引っ込めてしまいました
そう、別に欲しいわけじゃいし、試着したいわけでもない、それに馴染みの店でもありません
ちょっと気になったけど、どんなお店かもわからないし、店員さんが張り切ってるから面倒だわ
そのまま通り過ぎることにしました
ショッピングセンターやデパートでお店を観察していると、よく見る光景です
初めて入ろうとしたお店は、どんなお店なのかわかりません
人は初めての場所では意識しなくても確かめています「ここは入って大丈夫なのかしら?」
お店を見渡し、店員さんを確認し、安全そうだと確認するには時間が必要なんです
安全・安心を確認するパーソナル・タイム お店や店員さんに慣れる時間は20秒くらい
たった20秒待ってあげると、お客様は初めての店にも入りやすくなります
私は「いらっしゃいませ」は、「ご来店されているのに気づいてますよ」という意味で使っています
そのあとは、飛び出していかない じっと我慢の20秒
お客様が安心したころに次のアプローチ
どんなに素敵な商品を並べていても、見てもらえないと、商品がないのと同じ
すぐに声をかけて、ガンガン話しかけるのは一昔前の積極的な販売員さん
販売パフォーマンスだけで売れる時代は終わりました
お客様の心を読める販売員さんは、待つ時間も無言で接客しています
ちょっとだけ、お客様が安心できる時間を作りませんか?
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